ある日、自転車で出勤していると、公園で保育園の子どもたちが遊んでいるのが見えました。
子どもたちの声がとっても賑やかで、聞いてるだけで元気が湧いて笑顔になります^^
笑ってニヤニヤしながら(←怪しい 笑)その公園の前を通り過ぎる時…
ある子が大きな声でこう言っていたのが聞こえてきました。
「"いいこと"思いついた!!」
この言葉…
子どもがよく言っているのを聞きませんか?
私たち大人も、恥ずかしいし周りの目も気になるので声にまでは上げないかもしれませんが、「いいこと思いついた!」と考えていることは結構あるんじゃないかなーと思います。
さて、今回はこの「いいこと」についてですが…
子どもの話をよーく聞いていると、この「いいこと」には、いろんな種類があるようです。
ある日、3年生女子が
「今日『いいこと』が2つあった!」
と、話してきました。
彼女は続けて
「テストで100点とったことやろ」
「そしてね、学童で『お湯』が出るようになったことやろ」
と。
この時の「いいこと」は
嬉し”いいこと”
のようです^^
また、学童の卒所式(小学校の卒業式のようなもの)で「小さい頃からの成長をスライドショーで写したら?」と提案した5年生女子。
完成したスライドショーを、卒所式の司会進行役の子どもたちと見ながら「かわいい♡」「(6年生)成長したねー」「音楽で泣けるわ」「めっちゃいいーー!」なんて言いつつ、彼女は
「うち、いいこと考えたわ!」
とつぶやきました。
これは
ステキ”いいこと”
なのでしょう^^
他にも、
おもしろ"いいこと"
や
たのし"いいこと"
も、あります♪
↓の写真は、おそらく「おもしろいいこと」を思いついてやってみたのであろうと思われる…大人から見たらしょうもないような遊びのギネス記録です(笑)
「周」が「週」になっている…と、いうことは、どうやらざぶとんを手を使わずに”13週間”もひっくり返し続けたようです(笑)
こんな”まちがい”も、かわいらしいものです^^
私は、子どもの暮らしは、そうやっていろんな「いいこと」で溢れてほしいなーと思います
もしかしたら
「人生はいいことばかりではない、大変なことだってある。それを教えるのも教育だ」
「挫折を味わうのも大切だ」
「打たれ弱い人間になる」「忍耐力が育たない」
etc...
なんて批判もくるかもしれません。
でも
嬉しくて楽しくておもしろくて素敵なことがいっぱいな暮らし
をおくることをたっぷり保障されてこそ
様々な困難にぶつかったとしても、この先に出会うであろう様々な「いいこと」を信じて、困難を自ら乗り越えて行く原動力になりうる
と思います。
「いいこと」のない人生なんて生きる意味がありません。自ら命を絶ちかねることにつながるかもしれません。
子どもたちの豊かな成長・発達のために…
なにより子どもたちが生きる喜びを感じて、毎日を”生きて”いくために
「いいこと」
をたっぷりと保障したいのです
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