遊びの紹介のコーナー第1弾!
…
なんかいろんなコーナーがあって収拾がつかなくなりそうですが…
なんでもありということで^^;
さて、今回の遊びは…
じゃん!!
「だるまさんが”本当に”ころんだ!」
です^^
韓国ドラマの「イカゲーム」が大流行して、おそらく韓国ver"での「だるまさんがころんだ」であそんでいた子どももいっぱいいたのではないかと思います。
そんな「だるまさんがころんだ」ですが、いろんなバリエーションがあります。
「だるまさんがころんだ!」の掛け声で、ただ”止まる”だけではなく、”その場で止まって鬼が言ったこと”をする「だるまさんの1日」なんかは有名ですよね。
「だるまさんの1日」では、例えば、鬼が「だるまさんが…寝た!」と言ったらその場で寝る演技をします。その時に、動いたり違う演技をしたら名前を呼ばれて捕まってしまいます。
さて、今回ご紹介する「だるまさんが”本当に”ころんだ」はその発展系のようなものになります。
では、どのような遊びかというと…
その名の通り「本当に」演技をします。
例えば…
・鬼が「だるまさんがころんだ!」といったら子は「ころび」ます。
・鬼が「だるまさんが寝た」と言ったら「寝ま」す。
・鬼が「だるまさんがご飯を食べた」と言ったら「ご飯を食べ」ます
「それじゃだるまさんの1日と変わらないじゃないか」
と思う方…
そうです、一見変わらないように見えます。
だがしかし…
大きく異なる点があります!
それは「本当に」という点です。
演技の”リアル”さを追求するため「動いてOK」なのです。
例えば「だるまさんがころんだ」だったら
「だるまさんの1日」では、「その場でころんで動かずにじっとします」
しかし「だるまさんが本当にころんだ」では
・「あっ、つまづいた!おっとっと…」とか言いながらこけるまでに鬼に近づく
・転んだ勢いででんぐり返しを何度も続けながら近づく
なんてこともありになります(笑)
そのため、安易に「だるまさんがころんだ!」なんて言えません( ̄▽ ̄;)
「だるまさんがご飯を食べた!」とか言った日には、「そうだ!マックに食べに行こう!」とか行って、動く輩が出るかもしれません。
「だるまさんが寝た!」なんて言った日には、ひたすら寝返りをうって近づく輩が出るかもしれません。
そんな風にガンガン近づいてくる子がいた時、鬼は急いで「だるまさんが止まった!」と言ってとりあえず動きを止めます。
その「ヤバイ!」「止めないと!」と慌てる時のスリリングなドキドキがおもしろいのです^^
しかし、これだと鬼にタッチをされてしまいます。
そのため、子どもたちと話して一度だけ
「だるまさんが”ふりだし”にもどった!」
という魔法の言葉を使ってもいいということになりました。
この「だるまさんが”本当に”ころんだ」という遊びは、もちろん子が鬼に捕まらないようにしたり、鬼が子を捕まえたりと「オニごっこ」的な要素もあり、それもおもしろさになります。
ただ、それだけでなく、上記のように、一緒に遊んでいる仲間との、お互いの発想ややりとりをおもいきり楽しみ、おもしろがる遊びなのです。
「ズルをする子」「あーいえばこういう子」「へりくつを言う子」「あまのじゃく」「ひねくれもの」etc...
そんな普段はやっかまれるような存在が、この遊びの中ではその持ち味が輝くかもしれません。
「勝ち」-「負け」や「捕まらなかった」-「捕まった」だけに捉われず、子どもたち同士がやりとりや駆け引きをする中で、お互いの持ち味が発揮され、それに気付きながら「仲間と一緒に遊ぶっておもしろいなー」と感じられるようになることを願ってつくったのがこの「だるまさんが”本当に”ころんだ」という遊びなのです。
もし、そんな子がいたら…いるからこそ、ぜひあそんでみてほしいなーと思います(o^^o)
0 件のコメント:
コメントを投稿